実績紹介

四国通建株式会社ICT事業部の代表的な実績をご紹介します。

八幡浜市 教育委員会
件名:校務支援システムの集約を目的とした教育情報基盤の整備
導入年月日 平成24年3月
所在地:〒796-8501 八幡浜市北浜一丁目1番1号
Tel:0894-22-3111 Fax:0894-24-0610
URL:http://www.city.yawatahama.ehime.jp/ (市役所)
URL:http://www.yawatahama.ed.jp/cms/ (教育委員会専用:現在準備中)

概要

  • 八幡浜市教育委員会様には、学籍情報、成績情報(成績、指導要録)など様々な教育情報のデジタル化するシステムを早期より導入していました。
    しかし、学校サーバでの運用であり、管理面、運用支援面での教育委員会様の管理工数が肥大化、かつ、3.11東日本大震災による「情報資産の亡失被害」なども指摘、検討され、IP-VPNによる教育イントラの構築、教育情報資産を集約する教育用情報基盤(センターサーバ)を構築する事となりました。

    その一部として、校務支援システム、グループウェア地域連携、教職員メールアドレスの付与、学校ホームページCMS化など、センターサーバを最大限利活用できる環境を構築しました。

  • 愛媛県八幡浜市

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導入システム

ネットワーク

IP-VPN構築により閉塞VPN網を構築し、市庁舎に各校回線を集約し、教職員ネットワーク、児童生徒ネットワークを上位の設定より分離し管理する環境を構築
【センターコアスイッチ】
アライドテレシス社 AT-x600-24Ts-Z5 R ×2(冗長構成)
【ファイヤーウォール】
フォーティーネット社 Fortigate-200B

システム

VMware® ESXi5.0sを利用し以下OSを仮想化
Windows Server 2008 R2 ×4仮想化
Red Hat Enterprise Linux Server ×1仮想
上記仮想OSをFC-SANによるストレージ構成とした物理サーバを2台装備による冗長構成を構築
【実装機能】
・校務支援システムサーバ
・教育用アプリケーションサーバ
・ウイルス対策サーバ
・教育用コンテンツフィルタ、PROXYサーバ
・Active Directoryサーバ
・メールサーバ
・外部公開系サーバ(ホームページ用)

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校務支援システムとは

校務支援システムとは広義で言うと、教職員の業務負担軽減するシステム全般を言います。
グループウェアだけを校務支援システムと言う自治体もいれば、成績処理の電子化を校務支援システムという自治体も存在します。文部科学省方針である校務の情報化を捉えた場合、校務支援システムとは学籍管理、成績処理を基本に提案する必要があります。

八幡浜市で採択されているシステム「Te-comp@ss」は学籍管理、成績管理、保健管理、グループウェア機能等複合的に教職員の事務業務を軽減目的としたシステムです。
製品Web:http://ict.bunkei.co.jp/tecompass/info.html
帳票の作成が容易で、年度毎に変更が加わる帳票変更をUserで実施出来「帳票制作の委託によるランニングコスト」が抑えられる事が高く評価されています。

成績処理は自治体によって考え方、取り組みが異なる独自性を持っているケースが多いため市販パッケージソフトウェアでは問題点が多く、カスタマイズ等の対応も必要なケースが多くなります。